耕作ときどきキャンプ

Optimus 200など200cp程度のケロシンランタンの部品の互換性について、手持ちの部品で少々検証してみました。
正直、販売店の間違いと思われるような製品も含まれているので、信頼性に欠けるところはありますが、多少は参考になるのではないでしょうか。

まず、ニップル。
画像左：200Pに付いていたもの、画像中：1200Aの交換部品としてナチュラムで入手したもの、画像右：1200Aに付いていたもの
200p、350p、250p　一体これって？？？？
基本的にネジ径ピッチは同じなので、互換性はあると思われるんですが、cpが違うということはニップルに開けられた孔径が違うと言うことだから、マントルのサイズも替える必要がありそうです。
しかし、交換部品として入手した350cpって、間違ってる気がするわあ。





ちゃんと、1200A用って書いてあるんだけどねえ。







1200A用の350cpニップルを実際に差し込んでみました。
200p(画像左)にも1200A(画像右)にも差してみましたが、ネジ込み切れなかったです。
ピッチが異なるのかなあ？
力こめてネジ込めば入りそうだったけど、ちょっと怖かったので、手でねじれる程度のところで止めました。








ノズルも交換部品をあてがってみました。
ですが、交換部品って500cpじゃあない？
やけにでかいです。

1200Aにあてたけど、全然サイズが違います。
これって、ナチュラムで購入したんだけど、1200A用ではないですね。
全く！
随分前に購入しているから、交換っていかないだろうなあ。
500cp用も欲しかったから、まあいいか。






200pと1200Aのノズルを比較してみます。
サイズは全く同じです。
いつだったか、ノズルのことを聞かれた方にも参考になるかしら？






ゲニオール・ブライトライトの150cp用ノズルは、200p・1200Aには合いませんね。
全く径が異なりました。




ニードルについては、150cp用～500cp用まで若干のサイズ違いはあっても、共用できる部品だと思うのですが、・・・・・。
ニードルに付いている針先の太さまではチェックしてないから、眉つばなお話ですけど。






続いて、500cp用加圧ケロシンランタンです。
手持ちは、左からブライトライトNo.829ラピッド、アンカーNo.999、バタフライ、ペトロマックスNo.829ラピッドです。
アンカーNo.999以外は、メンテナンスツールと交換部品も揃った新品での購入でした。
交換部品は、使ってしまったものがあるので全てが揃っているわけではありません。





ブライトライトの備品。
基本的にペトロマックスと同じものです。
刻印はありません。





バタフライの備品。
意外にというと失礼ですが、ニードルとニップルが3個ぐらいずつ梱包されていた記憶があります。
ただ、精度が悪くニードルが通らないニップルとか信じられないものが含まれていました。
レンチがちょっと貧相です。
ミキシングチューブの高さ調節などに使う高さチェックの部分がありません。





ペトロマックスの備品。
すでに、ニップルを1つ残すのみでニードルは使いきっちゃっています。
備品の精度はよかったように覚えています。



ちなみに、ニードルやニップルは全く問題なく互換できます。
ただ、部品の精度がばらばらですから、できるだけ数多く手持ちにし、使えるものは使い、駄目なものはどんどん交換する方がいいと思います。
高くても250円ぐらいのものですから、交換するのが手っ取り早いですよ。

でも、最近いいものが見つかりにくいですねえ。







ノズルは、アンカーNo.999に付いていたものがちょっと径が細かったですが、それ以外は全くといっていいほど同じサイズです。
付けてみても、違和感無く収まります。
アンカーNo.999に付いているものも、若干細いものの、他の機体に付けることができました。
素焼き製品なので、多少のサイズ誤差は仕方が無いですね。






tilleyタイプ。
tilley246(新・旧・旧旧)、x410、bialaddin 300x、vapalux M320は、tilleyの流れをくむランタンです。
いずれもバポライザーは共有できます。
バポライザーが長いモデルもありますが、手持ちの中には含まれていません。
たしか、BRシリーズだったと思います。

手持ちのモデルいずれも古いもの(使われてきたもの)なので、ニードルが傷んでいるものが多いんですよ。
ニードルだけ交換って出来ないのかなあ。

tilleyタイプは、ほとんど部品交換が不要だと思います。
ニードル以外は、一生ものではないでしょうか？