ナチュログ管理画面 キャンプ キャンプ 東海 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報
掘 耕作ってなにもの?
掘 耕作
掘 耕作
 2006年夏から始めたキャンプに夢中! 

 岐阜県本巣市在住で夫・妻・長女・次女の4人で出掛けています。



 ちなみに,掘 耕作は本名じゃありません。



利益を目的としないサイトはリンクフリーです。

ただし、商品の販売やオークションなどの商品説明用に画像を引用したり、当ブログへのリンクはお断りします。商用サイトやオークションなどで当ブログの画像の盗用及び無断でのリンクを見つけた場合には、厳重に対処させていただきます。


過去記事
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 16人
Information
アウトドア用品の
ご購入なら!

アクセスカウンタ

2010年07月28日

111Cのメンテ

111Cのメンテ

optimus111Cのタンクの燃料を入れる口の部分に亀裂が入っていたのが気になっていました。
ということでこの亀裂部分を塞ぐためにロウ付けしようということで考えてみました。
(亀裂というかロウ付け部分が外れていると言った方が正解かな)

ネットで「ロウ付け」を検索すると、こんなページが出てきます。

で、見た感じ、そんなに難しそうではなかったので銀ロウ付けの資材を購入してみました。

手順としては、
1)ロウ付け部分をきれいにする。
2)ロウ付け部分にフラックスを塗る。
3)バーナーであぶる。
4)ロウ剤をすりこむ。

って、ことなんですが、思うようにロウ剤が溶けません。
いろいろとやったんですが、今の僕の技術では無理そうなので諦めました。
作業温度を維持するのが出来ないような感じです。


で、方向転換し、ハンダ付けにしました。


111Cのメンテ

バーナーであぶって、亀裂部分にハンダ材を盛りつけていきます。
バーナーの温度が1,000度以上あるのかなあ?
ハンダは、200度ちょっとで溶けるのであんまり炙らなくてもOKですね。



111Cのメンテ

ハンダ材は、フラックスが入ってるかな?
よく分かんないけど、煙が上がらないからフラックスなしのものだったかもね。



111Cのメンテ

ハンダが回ったところで、真鍮ブラシでこすります。
この時点でも、かなり熱い状態です。
当然、素手で持つようなことはできません。
プライヤーなどを使って持ち運んだりしますよ。
金属が熱い状態で、ブラシでこすると、盛りすぎたハンダ材などを取り除くことができます。
逆に、削りすぎるとハンダ材が取れちゃって、亀裂がむき出しになってしまうので気をつけます。



111Cのメンテ

で、ある程度ハンダ材の成形ができたところで、お湯をかけて冷まします。
お湯をかけるのが、肝のようです。
で、この段階でタンク内に水が入ってますので、水抜きのため1週間ほど火の当たる場所で放置しました。
ハンダの付きかたが汚いですが、初心者ですのでお許しを・・・・・。



111Cのメンテ

で、1週間後組直してみましたよ。
この漏斗が、容量が大きいので使いやすいんですよ。
灯油を5分目ほど入れて、ちょっと圧をかけて浸み出しがないことを確認します。



111Cのメンテ

そうそう、ステーが熱でボロボロだったので交換しましたよ。
まだ、焼けていないでしょ?


OPTIMUS(オプティマス) 111Cハイカー用サポート2本(2033)
OPTIMUS(オプティマス) 111Cハイカー用サポート2本(2033)

ナチュラムって、optimusの部品扱いが多いので助かりますね。







111Cのメンテ

で、燃料があるだけ燃焼させてみましたが、変な挙動は有りませんでしたよ。
まあ、これで安心してお外にも持ち出せるかな?






同じカテゴリー(メンテナンス)の記事画像
igloo MARINE54の修理
キーライトの電池交換
SRT201のリストア
ランタンのメンテナンス
トヨトミCT-1Bのメンテナンス
トヨトミムーンライターML21のメンテナンス
同じカテゴリー(メンテナンス)の記事
 igloo MARINE54の修理 (2014-03-24 06:30)
 キーライトの電池交換 (2012-11-29 18:36)
 SRT201のリストア (2012-01-24 13:39)
 ランタンのメンテナンス (2011-06-02 12:45)
 トヨトミCT-1Bのメンテナンス (2011-04-06 06:50)
 トヨトミムーンライターML21のメンテナンス (2011-04-05 07:15)
★コメントありがとうございます
メンテナンス好きにはタマラナイ
ストーブですね~

ろうは熱に弱い気がしますが
そうでも無いんですね


乾燥させるという部分は

火→日 陽?
変換ミスですかね?
Posted by キャンプ*松本 at 2010年07月28日 07:02
うーん ロウ付けは難しいんですか
いつかやるつもりだったんですけどね
専用バーナーもありましたが
その辺かなぁ
Posted by PINGU at 2010年07月28日 07:30
おはようございます。

ロウ付けは結構コツがいるかもしれませんね。
以前私が作った串ホルダーは銀ロウを使いましたが、真っ赤になる程度は熱する必要がありましたよ。
Posted by ADIA at 2010年07月28日 08:26
★キャンプ*松本さん
おはようございます。

火→日の変換ミスですね。
1週間も火に当てておくなんてのは,ありえませんわ。
ホホホ

ロウも,ハンダから銀ロウなど色々と種類があるようですよ。
ろうそくのロウとは違って,金属のロウなんですよねえ。
ホホホ
Posted by 掘 耕作 at 2010年07月28日 09:08
★PINGUさん
おはようございます。

僕も,ロウツケを何かの機会にやってみたかったんですが,とりあえず初回は挫折しちゃいました。

銀ロウが溶けるのが700度ぐらいだから,普通のバーナーでも対応できそうだったんですけどねえ。
富士バーナーの威力恐るべしですね。

今回は,接続させるものが密着していなかったので,条件としては悪かったということにしようかなあ・・・・・。
Posted by 掘 耕作 at 2010年07月28日 09:22
★ADIAさん
おはようございます。

実は,ADIAさんのあの記事を見て,頭にあったんですが,なかなか同じようには行かないですね。

金属が赤くなるまで熱するんですね。
まだまだ,温度が足りなかったかもしれません。

また機会があれば挑戦したいと思います。
Posted by 掘 耕作 at 2010年07月28日 09:24
ロウ付けはいつかチャレンジしたいと思いつつ・・・やはり敷居が高いですね!
さすがです!!
Posted by なる at 2010年07月28日 13:58
こんばんは!!

タンクのメンテにはロウ付けが必要になって来ますね。

でも難しそうですね、私もハンダしか出来ません。

ステーも自作ですね(^^;)

こうして復活したストーブは凄く愛着が沸きますね(^^)
Posted by kazxppkazxpp at 2010年07月28日 20:29
★なるさん
こんばんは

ロウ付けはやっぱり難しいですね。
今回は、全くうまくできなかったので、別の機会に挑戦してみたいですね。

ちなみに、ハンダ付けの結果もあんまりきれいじゃあないんですよ。
恥ずかしいです。
Posted by 掘 耕作 at 2010年07月28日 21:12
★kazxppさん
こんばんは。

いずれ、ロウ付けが必要な機会も出てくるでしょうね。
とりあえず、今回はハンダ付けでごまかしてみました。

ステーは、ナチュで購入しましたよ。
自作はとてもできませんって。
ステンですし、とっても硬いですし。
Posted by 掘 耕作 at 2010年07月28日 21:16
おぉ、凄いですねぇ。

バイク用のアルミケースをアルミのロウ付けしようとしましたが、母材ごと解けて穴が開いてしまいました。

ロウ付け難しいです。温度管理なのかなぁ?。
Posted by ライダー at 2010年08月08日 20:21
★ライダーさん
こんばんは。

僕も、今回のこの記事を書きながら、ロウ付けの難しさを実感しました。
母材ごと溶けてしまうというのは、温度が高すぎるんですかね?
僕の場合は、ロウ剤が溶けなかったです・・・。

もう少し練習しようかとも考えていますが、とりあえずは手をつけられないかなあ。
難しそうですから。
Posted by 掘 耕作 at 2010年08月09日 21:54
お久しぶりです。ろう付のところを時々読ませてせていただいております。
わたしも挑戦してみようといつも思い、堀さんのような器用な方が失敗しているしているのだからと考え、ホームセンターに行ってもろう付けコーナーは、通り過ぎるようにしています。やはり、皆さんがおしゃるように「温度が銀ろうのとけるまで、あがらなかったのが原因でしょうか。?」素人の私には、良く分かりませんが・・・
ところで、中古の真鍮製ストーブを購入すると、修理箇所はほとんどが銀ろうよりハンダ付けが多いですね。使っている内に溶けることはないのかな。と、再度ろう付けに挑戦しようと今年もつい考えてしまいます。
Posted by タロー at 2011年01月03日 22:55
再度、読み返したつもりでしたが、掲載した文章を見ますと2カ所ほど繰り返しの部分がございました。お詫びいたします。
Posted by タロー at 2011年01月03日 23:01
★タローさん
こんばんは。

ロウ付けは、付けようとするものがくっ付いているか、ほぼくっ付いている必要がありますね。
融けたロウが、表面張力で付けたい部材の隙間に入り込む必要があるようです。

隙間が開きすぎているとロウ付けは出来ないようですよ。
今回は、亀裂が開きすぎていたようです。

ちなみに、ハンダ付けでも200度ぐらいには耐えられますので、燃料タンク程度には十分のようですよ。
Posted by 掘 耕作 at 2011年01月04日 17:31
削除
111Cのメンテ