耕作ときどきキャンプ

随分とネタを温めていましたが，ようやく記事として出せるレベルにメンテナンスできました。




先日来、ペトロマックス系と言っていいのかどうか？(はなはだ疑問ですが、ここでは、オプティマス、バタフライ、アンカー、ヒポリト、ラジウス、・・・などをペトロマックス系ということで統一させていただきます)のランタンをメンテナンスしたいってことでがんばってまいた。

この手の火器を集め始めてから、最初は元気に使えていたランタンが徐々に不機嫌になり、メンテナンスの大切さを認識しております。
で、練習機として、バタフライをさわりまくって、徐々に構造を理解してきたところです。
バタフライの再生記事はこちら！

今回は、そういったメンテナンスの知識を踏まえたうえで、こいつをさわってみました。




ペトロマックス829とブライトライト829、そしてブライトライト830です。
ブライトライト830は、この人から安く譲っていただいたものです。
で，ペトロマックスと，ブライトライト829は調子よく点灯したんですが，ブライトライト830の調子がいまいちでした。
この記事では，830のメンテナンスを記事にします。
(メンテナンスの過程が分かるような記事には仕上がってないけど)

いなかの風で、オフ会していたときに、がちゃぴーさんのブライトライトが不調だったので、よかったらもらうよって、唾をつけていたのです。
予備の部品まで付けていただき恐縮です。
がんばって、使い倒していきますよ！


不調な症状は、燃焼不良でした。不良というか燃料がニップルから出てこないような感じです。
原因は、バポライザーバルブのパッキンか、コンダクティングロッドの調整不良だろうと予想して作業に当たりました。

まあ、細かな分解工程の写真は、前回のバタフライの分解写真で付けてますので、今回はパスしておきます。
完全分解後、ニップルとニードルの調整をして、ニップルの穴がほとんど分からないような小ささだったので別のものに交換しました。











たぶん中国製だと思うんですが、結構精巧に作られています。
質感は、まずまずです。




ただし、このハンドルの奥のスタッフィングボックス？が思いっきり締めつけてあり、外すのに難儀しました。
万力に挟んで、ボックスレンチで無理やり回しましたよ。
コンダクティングロッドの調整をするには、ほぼ全部分解しないといけないんですよねえ。




プレヒート皿が小さいので、プレヒートは2回ぐらいかけた方が良さそうです。





メンテナンス後、燃料がなくなるまで4時間以上点灯させましたが、問題なく燃焼してくれました。
やっぱり、真鍮の輝きはいいねえ。
また、150cpの小さいサイズはかわいらしいですよ。




ペトロマックス ペトロマックス　ＨＫ１５０


燃料：灯油
サイズ：最大径12.5cm
高さ：最大29cm
本体重量：1350g
タンク容量：0.38L
燃焼時間：約4時間
明るさ：150CP（約120W）
現行型は、これになるんでしょうね。



ペトロマックス ラピッド 150cp クロムプレイテッドブラス
31,500円 25,200円
割引: 20%OFF
残り1台だそうです。




グラスチムニー 150cp
1,890円