2012年06月06日
North Eagle 5LEDテーブルランタン
2011年3月11日の東日本大震災以降、電池で使える灯りとしてLEDランタンが注目を集めましたね。
以前に僕の書いた記事も、検索ロボットから随分と読みに来られました。
今でも、「LEDランタン 比較」と検索してこられる方が結構おられるようです。
ノースイーグルの5LED アルミボディテーブルランタンを入手しました。
見た目は、サンジェルマンのジェントスシリーズEX-747SRや、EX-837NXとそっくりです。
上画像左から、ノースイーグル5LEDテーブルランタン、EX-837NX、EX-747SRです。
以前に僕の書いた記事も、検索ロボットから随分と読みに来られました。
今でも、「LEDランタン 比較」と検索してこられる方が結構おられるようです。
ノースイーグルの5LED アルミボディテーブルランタンを入手しました。
見た目は、サンジェルマンのジェントスシリーズEX-747SRや、EX-837NXとそっくりです。
上画像左から、ノースイーグル5LEDテーブルランタン、EX-837NX、EX-747SRです。
販売時のパッケージングです。
樹脂製のカバーでしっかりと覆われており、商品を手に取ることはできません。
付属品は、小さなフックが1つだけでした。
ちなみに、ジェントスシリーズだと、カラビナフックが1つ、小さなフックが2つ付属しています。
商品のアルミボディーと歌っている部分です。
樹脂製の本体に、アルミ製の鉢巻が巻かれている感じです。
しかも、製品精度が良くないのが分かりますね。
何だか、微妙にずれています。
また、電源スイッチのポッチも本体より、わずかに突出しておりいろんなものと混載した場合に誤って電気がついてしまいそうです。
さらに、ジェントスでは標準的に付けられている、電池が入っていることを知らせるインジケーターが付いていないことが分かります。
(インジケーター:スイッチ直下にあり、電池がセットされていると数秒ごとに点灯する小さなライト)
ジェントス837NXと比較するとよく分かります。
インジケーターがないのと、ボディーがちょっと太くてくびれが少ない。
発光部分のカバーが、すりガラス状の白色になっています。
本体下部の防護ゴム。
電池ボックスのふたを兼ねた部分です。
樹脂製の本体に、ゴムの緩衝材が張り付けてあります。
このゴムが、何となくゴム臭があります。
また、何となく歪な感じに思えました。
よく見ると、ゴムがズレて付けられているのが分かりました。
製品の交換を交渉するのも面倒だったので、このゴムを引っぺがしてしまいました。
糊付けしてあったけど、その糊が少なくて結構簡単にはがれましたよ。
LEDの光を拡散する頭部のカバーを比較してみました。
左がノースイーグル5LEDテーブルランタンで、右がジェントス837NXです。
微妙な違いですが、中心から光を拡散するように付けられた波型の数が違います。
ノースイーグルの製品の方が少ないです。
電池ボックスのふたを開けてみました。
左から、ノースイーグル5LEDテーブルランタン、EX-837NX、EX-747SRです。
ジェントスが、黄色い目立つ色をしているのに対して、ノースイーグルは黒くて地味です。
また、分かりにくいですが、この内ブタは外ブタと独立して回転するようにできているのだけれど、この内ブタと外ブタの接続部分の止め方に注目してください。
ジェントスが、リベットで止めてあり軽く回るのに対して、ノースイーグルのものは木ネジで止めてあります。
電池と接触する部分のバネなども微妙に素材が違うように見えます。
全く同じ新品のアルカリ電池を使って明るさを比較してみました。
画像左から、EX-837NX、EX-747NS、5LEDテーブルランタンです。
カタログデータでは、EX-837NXは80ルーメン、EX-747NSと5LEDテーブルランタンは明るさの記述がありませんでした。
EX-837 は暖色系なので比較しにくいですが、747NSと5LEDテーブルランタンとは、明るさの差が少ないように思います。
【明るさの比較】
この手のランタン同士で明るさと点灯時間の比較を行いました。
同一パックになった新品のアルカリ乾電池を使用して、テスト条件を併せてあります。
また、試験中の画像は、マニュアルモードで撮影し、ISOや露出、シャッタースピードは固定しています。
点灯は、high(ハイ)とし結果が早く出るようにしました。
順番に画像を確認して頂ければ、だいたいの明るさの変化が分かっていただけると思いますが、30~40時間程度が実使用の限界だと思います。
これは、製品による違いは少なく、だいたいどの製品でも、30時間を過ぎたあたりから、暗さを感じるようになりました。
なお、EX-757MSのみ電池が足らなかったので充電池を使用しています。
また、BUNDOK 2WAYランタンは、試験中かってに消えていた時間があり、使用目的から見て信頼性が劣ると思われます。
(試験開始時)
使用したランタンは、左から
BUNDOK 2WAYランタン1
North Eagle SAKADACHIランタン
ジェントス EX-757MS(これだけ、充電池を混ぜて使用しました)
ジェントス EX-837NX
ジェントス EX-747NS
North Eagle 5LEDテーブルランタン
(24時間後)
(36時間後)
(43時間後)
(67時間後)
(84時間後)
(96時間後)
(108時間後)
(120時間後)
(126時間後)
テスト終了。
North Eagle(ノースイーグル) 5LEDアルミボディテーブルランタン
製品のオリジナリティーにこだわらなければ、この選択肢もありだと思います。
ただ、オリジナル製品に比較して作りが粗いのも事実。
値段が安く1000円しないので、非常用として常備しておくのに適しているとも考えることができます。
この実験結果では、実用連続点灯時間30時間ぐらい
GENTOS(ジェントス) エクスプローラー EX-757MS
●電源:単3アルカリ電池×4本(テスト用付属)
●仕様光源:チップタイプ暖色LED×1個
●明るさ:約150ルーメン
●本体サイズ:約φ60×157mm
●重量:約285g
●実用点灯:(Highモード)約20時間、(Lowモード)約40時間、(SOS点滅)約50時間、(本体認識表示灯)約2年
●回転式光源ユニット
●防滴構造
●ストラップ・カラビナフック付属
UCO(ユーコ) マイティーライト FLIP
●サイズ:直径70mmX全長157mm
●重量:296g(本体200g+電池96g)
●明るさ:185ルーメン
●バルブ:CreeXR-EQ4LEDバルブ使用
●電池:単3アルカリ電池4本使用
●ハイビーム使用時=25時間、ロービーム使用時=45時間、ストロボ使用時=50時間(但し最大パワーは4.5時間)
●ボタンスイッチは3モード。ハイビーム、ロービーム、長押しするとストロボに。
North Eagle(ノースイーグル) SAKADACHIランタン
●本体素材:アルミ
●グローブ・トップ素材:PS
●ボトム素材:ラバー
●電池ボックス素材:ABS
●使用電球素材:3W(約150ルーメン)LED×1個
●本体サイズ:約直径6×15.5cm
●収納サイズ:約直径6×15.5cm
●重量:約0.2kg
●付属品:カラビナ×1個
●点灯パターン:3パターン(連続点灯時間約3~4時間)
●使用電池:単3電池×4本
●原産国:中国
BUNDOK(バンドック) 2WAYランタン1
●サイズ:約外径65×高さ155mm(取手含まず)
●重量:約173g(電池含まず)
●本体材質:ABS樹脂
●ホヤ材質:PS・PC
●電源:DC6V、単3形乾電池4個使用(別売)
●電池寿命:15時間(※使用状況によって異なります。)
EUREKA(ヨーレイカ) グライド125ランタン
●サイズ:幅7×長さ15.4cm
●重量:300g(電池除く)
●光源:LED(XP-E Cree)
●明るさ(出力量):125ml/45ml
●使用電池:単三形電池4本
●電池寿命:high/5時間、low/28時間、strobe/50時間
●IPX4級(防沫型)
●モニター電池付属
●ANSI/NEMA FL 1-2009フラッシュライトの基本性能基準(米国基準)準拠
タグ :LEDランタン
Posted by 掘 耕作 at 05:37
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