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掘 耕作
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 2006年夏から始めたキャンプに夢中! 

 岐阜県本巣市在住で夫・妻・長女・次女の4人で出掛けています。



 ちなみに,掘 耕作は本名じゃありません。



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2010年06月02日

燃料ポンプ 電動オートストップ仕様です

この記事は、あくまで個人的な興味で製作したものを紹介しております。
この記事の内容を参考にして燃料ポンプを製作される場合には、各人の責任において実施してください。
また、この記事が何かの法律に違反した行為ではないかという疑いがある場合には、コメント欄などでご指摘ください。


燃料ポンプ 電動オートストップ仕様です

ケロシン燃料を、ポリタンクから火器のタンクへ移すのに使うポンプを作ってみました。
よくある、電動のポンプを改造したんですが、もともと、ポリタンクのキャップ部分にねじこんで使うタイプを使いました。
ここが重要で、タンクに突っ込むだけのものだと、持ち運ぶときにタンクから取り出さなければならなくなり、ポンプから垂れる灯油の心配をしなければいけなくなります。
この、キャップをねじ込むタイプだと、この状態で運ぶことが可能になります。
それでも、万が一のことを考えて、厚手のビニール袋に入れて運搬することは必要でしょう。



燃料ポンプ 電動オートストップ仕様です

最近、この手の電動ポンプって1,000円ぐらいで購入できるんですね。

では、あくまでマイナーな内容だとは思いますが、付き合ってもいいよっていう人は、読み進めてください。
燃料ポンプ 電動オートストップ仕様です

まずは、ポンプの全景です。



燃料ポンプ 電動オートストップ仕様です

この給油部分の口が、直径20mmぐらいあってペトロマックスなどの給油口の細いランタンには使えないんです。
で、もう少し細くなるように直径13mmのステンレスパイプを使って改造しましたよ。



燃料ポンプ 電動オートストップ仕様です

先端部分には、圧力を感知するのかなあ?何らかのセンサーが仕込んであり、灯油(液体)がセンサーに触れると給油がストップする仕掛けになっています。
何が反応しているのかは、分かりません・・・。

画像を取り忘れていますが、この給油口の黒い部分は完全に分解しました。
内部にあるセンサーは使いますが、それ以外の部品は全く不要ですから!



燃料ポンプ 電動オートストップ仕様です

まずは、給油側のホースを外します。
プラスチック部品で簡単なカシメ構造になっていました。
作りなおすときに使えるように、慎重に作業しましたが、すでにがたがたですなあ。




燃料ポンプ 電動オートストップ仕様です

ステンパイプのφ13mmを適当なサイズに切って、中央付近に穴を2つ開けました。
孔は、画像で見える側と、その180度反対側から開けています。
片側は、M4のねじが通るようにφ3mmで穴あけ後、バイスでねじ切りしました。
もう片方は、上記のセンサーに灯油がかかるように、φ5mmの穴をつなげて、適当な穴をあけました。



燃料ポンプ 電動オートストップ仕様です

もともとのノズル部分についていたセンサーをこのパイプに取り付けてみます。


燃料ポンプ 電動オートストップ仕様です

センサーを直接、パイプに入れても、給油中の燃料が触れてしまいセンサーが誤作動するので、耐油パイプに収納してステンパイプ内に入れることにしました。



燃料ポンプ 電動オートストップ仕様です

で、センサーらしきものがある部分をくりぬいて灯油が触れるように細工しました。
カッターナイフで簡単に切り取れます。
でも、センサーを壊さないように慎重に作業する必要がありますね。




燃料ポンプ 電動オートストップ仕様です

センサー部分を、ステンパイプ内に収納し、背面からM4ねじで抑えつけます。
このとき、パイプ内を通る灯油がセンサーに回らないように、耐油パイプをパッキン代わりとして、ちょっと強めに抑えつけることが必要です。
このあたり、簡単に書いてますが、いろいろと試行錯誤しました。



燃料ポンプ 電動オートストップ仕様です

ちょっと、分かりにくいですが、センサーと耐油パイプ、ステンパイプの重なりです。
わずかにズレちゃってますね。



燃料ポンプ 電動オートストップ仕様です

あとは、φ16mmだったかの耐油パイプを使って、モーター部分からセンサー部分までを接続して作業完了です。





製作途中にチェックするために行った実験です。
液体は、水です。キッチンでテストしています。


センサーは、正常に動くことが確認できましたが、耐久性は未知数です。
今後は、どれだけの火器に適用できるかチェックしながら、使用したいと思います。

問題点が、1点あります。
センサーが作動して給油が止まった後、モーターから給油ノズル部分の灯油が燃料タンクに注ぎ込みます。
この部分の体積を減らすために細めのパイプを使用しましたが、果たして漏らさずに給油することができるでしょうかねえ。

武井501や、フジカなどの灯油ストーブはタンクが大きいので漏れることはないと思いますが、ペトロマックスや、tilleyやbialadinなどは注意が必要でしょうなあ。




タグ :自作

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Posted by 掘 耕作 at 06:14 │自作工夫
★コメントありがとうございます
おはようございます!


WG用はないですか?(笑)
コー○マンの漏れないで給油出来るノズル(←名前忘れました…orz)いきなり、だだ漏れだったんですよねぇ〜(T^T)
Posted by あつHD at 2010年06月02日 07:55
私も前から疑問だったんで、気になって調べてみました。液面センサー。

赤外線センサーみたいですね。
空気と灯油で屈折率が違うから反射だか透過が変わるのを見ているようです。
形状的には反射かな!?

しかも、一度検知すると電源が切れるまで状態保持するらしいです。

ハリケーンランタンだとたいして燃料使わないから、単価が高くてもパラフィンオイル使ってます。
わざわざ灯油を小分けにするのが面倒で(;^ω^)
Posted by なべりんなべりん at 2010年06月02日 09:12
おはようございます!
コレはナイスな改良ですね^^

ケロ化に憧れてしまいそう~ σ(^◇^;)

ポンプユニットも我が家で使ってるタイプとそっくり。
改良したら怒られるだろうな・・・w
Posted by ゆかい at 2010年06月02日 09:17
 堀さん  凄いね\(◎o◎)/! 

前の記事の 大変だね! ってのは ケロ ランタン って 大変だね って事ですヨォ~~ン [影]ω ̄)チラ 
Posted by もんど at 2010年06月02日 12:05
★あつHDさん
こんにちは

うちにも,WGの火器があるので,コールマンのフィラーキャップ?やじょうご?を持ってますよ。
じょうごは,あふれそうになると給油が止まるんだけど,じょうごに残ったWGをどうすることも出来なくて・・・。
WGは,金属製の耐圧容器に入れて運搬しないといけないんですね。消防法だったかな?

今のところ,WG用のものはアイデアが浮かばないですね。
これのポンプ部分を,4リットル缶のクチに入れられるほど,小型化できれば可能になりますね。
Posted by 掘 耕作 at 2010年06月02日 12:29
★なべりんさん
こんにちは

液面センサーって言うんですね。
赤外線で,屈折を利用して作動してるんですか。
これは,貴重な知識をいただきました。
これなら,安心してもっと細く仕上げる方法を,考えられそうです。

そうそう,一度通電がストップすると,スイッチはonになっていても切れたままを保持しますね。
かなり賢いですねえ。

ハリケーンランタンだと,こんな装置を使うよりも,洗浄に使うようなポリビンを持っていくほうが良さそうかなあ。
Posted by 掘 耕作 at 2010年06月02日 12:34
★ゆかいさん
こんにちは

いやあ,家庭用で使っているポンプをこんなことすると怒られますよ。
流量も少なくなってるので,満タンになるまでかなり時間がかかりますし!

一般的には,ポリカンポンプっていう,「タカギ」が出しているポンプの方が使いやすいと思いますよ。
良かったら,検索してみてください。
Posted by 掘 耕作 at 2010年06月02日 12:36
★もんどさん
こんにちは

前記事の件?
へへへ~ わざと書いたんだけどねえ。
ケロシンランタンも,あんな記事書くのもそれなりに大変ですわ。(笑
ホホホ

炎が上がっているのに,カメラ構えてねえ・・・。

今回のポンプは,それなりに時間を掛けてがんばったんだけど,今思うと,もっと改良の余地があるんですよね。
給油口の直径9mmを目指して,アイデアを考えて見ますよ。
Posted by 掘 耕作 at 2010年06月02日 12:39
さすが、完成されましたか!すばらしいです(^^)

僕も同じことをずっと考えておりましたがセンサーの移設がネックになり断念しました。

現在は給油口の細い手動ポンプ式の物を使っています。

冬頃までにまねしちゃってるかも(笑)
Posted by ☆じゅん☆☆じゅん☆ at 2010年06月02日 19:03
こんばんは!!

なるほど!なるほど!オートポンプを改造ですね。

そうかぁ!!後少し小型化ですね。

センサーだけを頂いて自作ですか???

難しいかな(^^;)
Posted by kazxppkazxpp at 2010年06月02日 20:15
★☆じゅん☆さん
こんばんは

同じことをお考えでしたか?
こんなことを考えているのって、結構楽しいですよね。

今回は、明確な結論を持たないまま製作しちゃったので、四苦八苦しながらの製作になりました。
いかんせん、センサーがよく分かりませんでしたからね。

真似していただくのは、全くかまいませんよ。
でも、真似するだけでなく、もっと進化させていただけると嬉しいですね。

たとえば、モーター部分も細くするとか・・・。
でも、この部分を細工するのは、かなり難しいんでしょうなあ。
Posted by 掘 耕作 at 2010年06月02日 21:45
★kazxppさん
こんばんは

そうそう、灯油用の電動ポンプを改造しました。
まあ、完成形から見ると、大したことしてないんですけどね。

この注ぎ口を細くできれば灯油を漏らしたりしないで済むんですけどねえ。

もう少し細くできると、扱いやすくなるんですけどね。
とはいっても、ポンプを改造するって延長です。
でも、方法は、ただいま妄想中でして・・・。
ホホホ
Posted by 掘 耕作 at 2010年06月02日 21:55
こらんです。こんばんは~。

そう。
そうなんだよ。
すごいね。
最後にモーターは止まるけど、チューブ内の燃料が余分。
これが課題ですわな。
で…
ストップがかかった時点で、モーターがわずか逆回転して、
余分なヤツを吸い上げる。
これ、理想だよなぁ~~~と…
ダーリンがつぶやいてます。

まずは、お見事^^
ポンプの構造にもよるしねぇ。
共同開発して、儲けます???
なんちゃって~。
Posted by koranchan at 2010年06月07日 21:13
★koranさん
おはようございます。

センサー付きのオートストップポンプだと、コードがホース内を通るから、ケロシンが垂れないようにするのが難しいですね。

モーターを逆回転という発想は、僕にはできなかったです。
とってもおもしろい発想だけど、スイッチ部分で操作できるようになると面白いですね。
ちょっと、考えてみます。

オートストップでなければ、ポリカンポンプっていう使いやすそうなポンプもあるんですけどねえ。
Posted by 掘 耕作 at 2010年06月08日 06:10
こんにちは

このところ忙しくてご無沙汰してます。

なかなかデリケートな作業のようですね。

便利そうですが、気になるのはどの辺りで燃料がストップするかですね。
その辺りが、意図したところでストップするなら最高の出来だと思います。

うちの灯油タンクはタンクを傾けて注ぐ、原始的な方法です。(笑)
Posted by ADIA at 2010年06月08日 09:19
★ADIAさん
おはようございます。
ADIAさんのブログは,記事もちょっとお休みされているようですし,お忙しさ具合が分かりますよ。

このポンプの燃料ストップは,ステンパイプの穴が開いた部分(中央付近)です。
タンク内に入れてしまうと見えなくなるから,給油中は,僕のカンになると思います。


ADIAさんの金属製の運搬缶も参考にしました。
ただ,ランタンなどの注ぎ口が狭いものについては,なかなか難しいですね。
Posted by 掘 耕作 at 2010年06月09日 08:21
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燃料ポンプ 電動オートストップ仕様です