manaslu160のメンテナンス 1軍昇格

掘 耕作

2010年06月25日 05:22

今週はこんな記事ばかりですが、・・・・・。

先日、初点灯して問題点を抽出していたマナスル160でした。
その時の記事は、こちら!

で、今回はちょっと時間をかけて全部分解しメンテナンスしてみました。




前回も書きましたが、赤火が出ちゃって全然本来の炎にならなかったんです。
燃料の通り道での問題だろうと原因の予想を立てましたが、果たしてどんな状態になっているのかは、分解してみないと分かりません。

これも、古いタイプの火器ですから、ほとんどの部品は分解することができます。



まずは、ニップル周辺を分解しました。
中をのぞくと、随分とこってりとした感じの油?がこびりついています。





ニードルを外した部分です。
コテッとした油が付着しているのが見えるかなあ?





メンテナンス記事を読んでいると、キャブクリーナーというスラッジなどの除去ツールを多くの方が使われていますよね。
早速真似してみました。
漬け込むようにするといいようですが、今回は燃料を動かしながら、一緒にキャブクリーナーも動かしてみました。





そんなこんなで、タオルが汚れるような油と、スラッジと言っていいのかどうか分かりませんが、固形の黒いカスがいっぱいでてきました。





続いて、燃料コックから連続する、スピンドルとグラファイトパッキン(部品名称合ってますか?)を外しました。
どちらも全く問題なしですね。
外し方は、下記の順番でいいと思います。
1)スタッフィングボックスを外す。
2)燃料コックのノブを「開」側(左回し)に力を入れて回す。
3)スパナなどで挟んで、引っ張れば外れます。

外した後、スピンドルの先端部分を細かい目の紙ヤスリで、軽く凹凸を取っておきます。
その後、ニップル部分と同様に、キャブクリーナーで念入りに洗浄しました。





前回記事で、オプティマスの8R用スプレッダーが使えるって書きましたが、やっぱりネジ径が異なっていました。1mm~2mmぐらい違いますね。
で、スプレッダーだけ外して、もともと付いていたマナスルのものに付け替えました。






で、あちこち洗浄し、ケースにさび止め剤などを塗ってから組み立てました。





きれいにした後、点灯させてみました。
全く問題なく使えるようになりました。
赤火の原因は、燃料が途中で詰まっていたということでしょうかね?
8Rサイズのバーナーですが、トレック900や焚、トレック1400との相性が良さそうですよ。







さて、なんだかとっても愛着が湧いちゃいましたよ。
自分で、メンテナンスして使えるようになるっていいですねえ。
今度は、こいつを持って出かけてみようって気になってますよ。



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