まずは、外せる部品を外していきます。
回転部のカバーや、ハンドルなどを解体しました。
特に難しいことは無くて、ナットを順番に外していけば、だいたい解体できるようにできているんですよねえ。
前回紹介した燃料タンクのインジケーター?です。
やはり、燃料タンクとのパイプの細い部分で詰まっていました。
キリ状の尖ったものでぐりぐりしたら、開通しました。
中古農機で厄介なのが、燃料タンク内の錆びです。
ここが錆びていると、一般的には交換が必要となり安く入手したものが、逆にお金がかかってしまいます。
今回は、とりあえず致命的な錆びは無いようです。
エンジンも思った以上に快調です。
これも古いものだから、メンテナンスもなかなか気がかりではあります。
そうはいっても、この手のエンジンは燃料さえ管理できれば掛からなくなってしまうようなことは無いんですけどね。
ばらしたカバーを洗剤を溶かした水で洗い乾燥させます。
いわゆる脱脂作業ですが、あくまでも農機具ですから、そんなに細かくは作業しません。
車用の洗剤を水と一緒にバケツに入れて、亀の子だわしでごしごしと洗っただけです。
本体も、たわしでごしごしと洗いました。
あと、Vベルトの遊びを調節するためエンジンマウント位置を微調整。
この辺は、Vベルトのたわみ具合を確認しながら適当にやっつけます。
強く張りすぎると、負荷が掛かった時に切れちゃうことがあるので、そのあたりの塩梅を調節するのがキモですね。
ハンドルです。
もともとメッキしてあったものですが、全面に錆びが浮いていたため、#80の研磨用具を付けてグラインダーでさび落とししました。
今回は、ウレタンスプレーを使って塗装しました。
飽くまでも簡単に塗装したんだけど、それでも結構時間がかかりますねえ。
寒いから乾きにくいし。
アイボリーも使って、2色にしました。
まあ、もともとの色に近いですけどね。
これに白色を使うとおもちゃっぽくなってしまうんですよねえ。
こんな大人しめの色がいいようです。
最後に、組み付けながら、ワイヤーやチェーンへのグリスアップや、機械油の補充、各ナットの増し締めなどを行って作業完了です。
一部、ナットが飛んでいるところが分かったので、手持ちのもので止め直したりしておきました。
塗装したてだから、とりあえずは綺麗に見えるでしょ?
これを使うのは、草が伸び始める春以降です。
草も放置すると木のように硬くなりますからねえ。
ちゃんと使えるのかどうかちょっと不安が残るところです。
他の農機具も、エンジンの調子を見てやらないといけないんですが・・・・・。
管理機・刈り払い機・芝刈り機・チェーンソー・動噴などなど。
何だか、いつの間にやら道具が増えてしまったなあ。
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