トヨトミムーンライターML21のメンテナンス
トヨトミのムーンライターの旧型ML21を入手していました。
ジャンク品とのことでしたが、特に不具合はなさそうですよ。
↑画像は、仕上げた後ですから綺麗だと思いますが・・・・・。
まずは、底の鉄板を外します。
これは、回転させるだけで簡単に外れます。
しかし、サビが浮いてますねえ。
真鍮ブラシを使ってサビを落とします。
塗装も浮いている部分ははがれるぐらいに、強めに擦ります。
ブラシが真鍮製だと、ちゃんとした塗装面ははがれませんよ。
磨き終わった後、CRC556でサビを止めておきます。
オイルでぬらすことで、鉄板にツヤが出ましたね。
鉄板を外した底面をチェック。
クモの巣のようは綿がへばりついています。
まあ、いたって健全ですね!
トップフード?は、白い粉がふいたようになっています。
ホーロー仕上げなのかな?塗装のなのかな?
表面に、白っぽく粉が吹いていますが、手でぬぐっても取れるようなものではありません。
これも、真鍮ブラシで強くこすることで落とすことができました。
真鍮ブラシ優秀ですよ!
燃焼部分は、サビが浮いてます。
結構使ってなかったのかしら?
これも、真鍮ブラシでごしごしと擦ってさびを落としましたよ。
燃焼筒を上下させる部分です。
結構な埃が付着しています。
ここは、真鍮ブラシではなくてナイロンブラシで埃を取ります。
点火用のコードが付いているので切らないように慎重に作業します。
結構きれいになりました。
燃料を吸い上げる燃焼筒も綺麗です。
燃料漏れのかなめのパッキンも柔軟でした。
漏れそうもないね。
燃焼筒を外した後のタンク内です。
ML21以降のムーンライターやレインボーはタンクが2重になり、転倒時の燃料漏れが抑えられる構造になっています。
画像中の小さな穴を通して燃料タンクから燃料が伝わってくるようになっています。
だから、一度に燃料が垂れることがないんですね。
(炎上までの時間が稼げるわけです)
組み付けて行きます。
タンクにパッキンをかませ、燃焼筒を上下させる部分を付けます。
耐震消火装置もセットされています。
メッシュになっている部分を受ける部品です。
メッシュ部分を取り外して綺麗にしました。
ちょっとさびが浮いていますね。
メッシュが付いていると、この部分の清掃ができないから、ちょっと面倒だけど分解しましたよ。
仮組みした状態です。
この後、タンク部分のくすみを消すために、ピカールを使ってスクラビング~。
鏡面仕上げなムーンライターが出来上がりました。
ここまで仕上げると、外に持ち出すのがもったいないですねえ?
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