Optimus 123Rのニードル調整

掘 耕作

2011年03月02日 06:40



こんな画像をトップに使うと、内容を見てから
「なんだあ~」って言われる人もいるだろうなあ。

今日の記事は、先日123Rを使ったときに消火が悪い感じがしたことについて、調整したことをまとめてみます。
先日の記事は、こちら!



↑このサイトを見れば、簡単にメンテナンスができます。
さすが、輸入代理店ですね!
他の火器についてもメンテナンス方法を紹介されていますので、何かと参考になりますよ。





まずは、ニップルを外します。
普段は、火力調節のハンドルにしか使っていないツールが活躍します。
このハンドルがあれば、すべてのナットとニップルが回せるんじゃあないかな?





燃料キャップを外します。
これを外しておくと、タンク内圧が上がらないので、燃料がニップルの部分から噴き出したりしないのであります。
案外お忘れがちなので、ご注意を!
(上記サイトに、ちゃんと記載されております)





スピンドルを左にまわし、クリーニングニードルを取り外します。
実にきれいです。
スラッジのようなものは全く見当たりません。
やっぱり、普段使っていないと、汚れませんね。





ここからが、メンテナンスの肝になります。
まず、スピンドルを右にまわしきった状態で、クリーニングニードルを戻します。
で、スピンドルをゆっくりと左に回します。
40~50度回すと、クリーニングニードルが、「カタッ」っと音を立てて下がります。
これで、スピンドルとクリーニングニードルの歯車がかみ合ったことになります。
同様の操作を3回ほど繰り返し、スピンドルを右にまわしきった時のクリーニングニードルの高さをチェックします。
このとき、↑写真の様に、ニードルトップがニップルよりも下に入っていればだいたいOKなようです。

僕は、以前勘違いをしていたんですが、燃料を止めるのはスピンドルです。
スピンドルを回しこむことにより、燃料が止まります。
その時、クリーニングニードルが低く入っていると、燃料を止めるところまでスピンドルを押し込むことができなくなります。

だから、この肝としては、スピンドルを右いっぱいにまわした時にクリーニングニードルの針が適当に下がっていればOKということ。
間違っても、クリーニングニードルがガッチガチに動かなくなっていたりしないことです。

目安としては、「右一杯に締めた時、ニードルの肩が穴の内側の狭まった部分の高さと同じ位になるようにして下さい。」と説明されています。
僕としては、もう少し高くてもいいような気がします。





クリーニングニードルの位置決めが決まったら、ニップルを締めて完成です。

スピンドルを左いっぱいにまわして、ニードルが飛び出すことをチェックします。





では、点灯させてみましょう。
先日巻いた不燃性のウィックがいい仕事をしてます。





で、あっけなく点灯します。
これは、お約束というか、全く問題ないですね。





消火させると、・・・・・。
僅かな種火が残り、その後消火します。

燃料を止めてもすぐには消火しないんですね。
僕は、何か勘違いしていたようです。
バーナーアッセンブリーの中に残った燃料が燃え尽きるまで燃焼は続くのね。

ということで、バーナー内部も洗浄できたし、めでたしめでたしですね。

皆さんも、普段使っていない火器をお持ちではないですか?
たまには、内部を洗浄しないとご機嫌斜めになっちゃうかもしれませんよ。


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