111Cのメンテ

掘 耕作

2010年07月28日 06:46



optimus111Cのタンクの燃料を入れる口の部分に亀裂が入っていたのが気になっていました。
ということでこの亀裂部分を塞ぐためにロウ付けしようということで考えてみました。
(亀裂というかロウ付け部分が外れていると言った方が正解かな)

ネットで「ロウ付け」を検索すると、こんなページが出てきます。

で、見た感じ、そんなに難しそうではなかったので銀ロウ付けの資材を購入してみました。

手順としては、
1)ロウ付け部分をきれいにする。
2)ロウ付け部分にフラックスを塗る。
3)バーナーであぶる。
4)ロウ剤をすりこむ。

って、ことなんですが、思うようにロウ剤が溶けません。
いろいろとやったんですが、今の僕の技術では無理そうなので諦めました。
作業温度を維持するのが出来ないような感じです。


で、方向転換し、ハンダ付けにしました。




バーナーであぶって、亀裂部分にハンダ材を盛りつけていきます。
バーナーの温度が1,000度以上あるのかなあ?
ハンダは、200度ちょっとで溶けるのであんまり炙らなくてもOKですね。





ハンダ材は、フラックスが入ってるかな?
よく分かんないけど、煙が上がらないからフラックスなしのものだったかもね。





ハンダが回ったところで、真鍮ブラシでこすります。
この時点でも、かなり熱い状態です。
当然、素手で持つようなことはできません。
プライヤーなどを使って持ち運んだりしますよ。
金属が熱い状態で、ブラシでこすると、盛りすぎたハンダ材などを取り除くことができます。
逆に、削りすぎるとハンダ材が取れちゃって、亀裂がむき出しになってしまうので気をつけます。





で、ある程度ハンダ材の成形ができたところで、お湯をかけて冷まします。
お湯をかけるのが、肝のようです。
で、この段階でタンク内に水が入ってますので、水抜きのため1週間ほど火の当たる場所で放置しました。
ハンダの付きかたが汚いですが、初心者ですのでお許しを・・・・・。





で、1週間後組直してみましたよ。
この漏斗が、容量が大きいので使いやすいんですよ。
灯油を5分目ほど入れて、ちょっと圧をかけて浸み出しがないことを確認します。





そうそう、ステーが熱でボロボロだったので交換しましたよ。
まだ、焼けていないでしょ?



OPTIMUS(オプティマス) 111Cハイカー用サポート2本(2033)

ナチュラムって、optimusの部品扱いが多いので助かりますね。









で、燃料があるだけ燃焼させてみましたが、変な挙動は有りませんでしたよ。
まあ、これで安心してお外にも持ち出せるかな?





あなたにおススメの記事
関連記事