今日は,エスビットを使った固形アルコール燃料での炊飯と,トランギアのアルコールバーナーを使った炊飯を記事にしようと思います。
ファミキャンでの使用を想定して,ユニフレームのツアラープラスに付属してくるハンドル式ライスクッカーを使って2合の炊飯をメインに考えてみました。
そうそう,ちょっと前に,フォトラバの「勝手に検証」で水を沸騰させる検証をしましたので,良かったら参考までにご覧下さい。
エスビットでの勝手に検証記事はこちら!
さて,先に書いておきますが,今回は,雑然とした記事になっちゃいました。
写真枚数も多いので,ちょっと読みにくいと思います。ごめんなさい。
記事3つ分ぐらいの写真量です。
内容は,あれこれと,検証のネタにするための前段階のような検証です。
まあ,一種の読み物としてご覧いただけると助かります。
では,どうぞ!
『トランギアB25 :土鍋で0.5合の炊飯』
まずは,手始めに100円ショップの雑炊用土鍋(105円で入手)を使って,0.5合の炊飯をしてみました。
今回の記事で土鍋での炊飯は,これだけです。
まずは,トランギアに着火します。
開始時気温17度
水温は,もっと低かったでしょうね。
アルコールバーナーのフレームが安定するまで,点火後3分かかりました。
この状態から,炊飯開始しました。
お米を研いで,1.1倍の水(100ml)の中で15分放置した状態で炊き始めました。
本当は,もう少し時間をおいた方が良かったかも知れません。
こんな感じで炎が当たってます。
さすが,土鍋です。
初めのうちは,全然水温が上がってくる感じがしません。
アルコールの炎はそのままで,炊飯時間13分ほどで,オコゲの焦げ臭さが感じられたので,火から下ろしました。
炊飯時間が短い炊きあがりなんですよね。
炊いている途中で,どんどんアルコールの温度が上がってくるんだと思います,
炎の強さが,強くなってくるのが分かりました。
土鍋の縁まで回り込んでるでしょう!
炊飯中,先日の自作風防を使ってました。
風防で,鍋を小さく囲みすぎたのかも知れません。
炊飯途中で,ちょっと変な匂いがしました。
あとで,確認すると,アルミの接合面が剥がれてました。
炊きあがりの見た目は悪くないんですが,やっぱり炊飯時間が短すぎました。
つまり,火力が強すぎました。
米が吸水仕切れずに一粒が小さいまま炊けてしまった感じです。
かなり硬かったです。
もう少し火力の弱い状態で炊飯しないと美味しく頂けませんね。
炊飯前の水浸時間もちょっと短かったですし・・・。
『トランギアB25:ツアラープラスに付属のハンドルライスクッカーで2合の炊飯』
土鍋で炊飯後,引き続きアルコールバーナーで炊き始めます。
風防と,ライスクッカーの間から炎が立ち上がってるのが見えますね。
なかなか,強い炎です。
炊飯開始から8分で,フタが踊るほど火力が強くなったので,風防を外しました。
これは,頼もしい火器だと認識しました。
炊飯開始から11分で鍋からパリパリ言い始めたので火を止めて蒸らしました。
炊きあがりは,多少硬いモノの,まあ,問題なく食べられるレベルでした。
(土鍋よりも炊飯時間が短いのに,土鍋よりもうんとおいしく炊き上がりましたよ)
『エスビット:ツアラープラスに付属のハンドルライスクッカーで2合の炊飯』
今度は,エスビットで固形燃料を使った炊飯です。
固形燃料は,エスビットのスタンダードを使いました。
ちなみに,ナチュラムだと20個入りで525円ですね。
炊き始めから,固形燃料を2個ずつ使っていきます。
だって,1個では心もとないですから!
炊いてる途中は,風防を使ってます。
外での炊飯だしね。
炊き始めから,4分で固形燃料2個追加
さらに,4分後固形燃料2個追加
炊き始めから15分で,ボコボコと吹き出しました。
結構火力が強いでしょう。
湯気もリッパですよね。
4分ごとに固形燃料を2個ずつ追加しています。
炊飯開始から26分で火からおろし,蒸らしました。
これまでに使った固形燃料は6サイクル12個 つまり300円余り・・・。
ちょっとお金がかかりすぎですよね。
でも,炊きあがりは,火力の弱さが幸いして,一番美味しかったです。
炊きあげには,ゆっくりとある程度の時間を掛けるのがいいようですよ!
そういうことで,炊いたご飯は,みんな美味しく頂きましたよ!
今回の中間的結論
●トランギアB25での炊飯は,火力を抑える工夫をしないと,炊飯には火力が強すぎる
●雑炊用土鍋の炊飯は,容量的には0.5合分の炊飯に適している
今後の,火力の調整方法に一考が必要!
●エスビットの固形燃料は,投入する個数を覚えておけば,炊飯に最適な火力を提供してくれる
●エスビットでの2合炊飯は,燃料代を考えると現実的ではない
今後,ソロ使用を念頭において,B25を使った炊飯方法を考えてみたいですね。
トランギア アルコールバーナーこの火器は,2,000円しません。
お手軽に遊べる火器ではないでしょうか。
使用に当たって,火器全体底面まで熱くなりますから,取り扱いに注意が必要ですよ。
トランギア B25用ゴトクこの五徳は,簡単に使えるんですが,小さくならないのでかさばります。
トランギアのケトルには,スタッキングできるんですけどね・・・
トランギア B25用トライアングルゴトクちょっと,かっこいい組み立て式の五徳。
トレッキングなど荷物を減らしたい時には,使いやすいかも?
僕も使ってみたい・・・。
Esbit(エスビット) ポケットストーブ/スタンダード小さい割りに,つくりのシッカリしたストーブです。
自宅で,このストーブを触ってるだけで,キャンプに行きたくなってくるから不思議です。
固形燃料が付いて,1,000円しないって,普通ありえないですよね。
固形燃料のサイズが大きい,「ミリタリー」や,ストーブのサイズ自体が大きい「ラージ」など
ちょっとしたバリエーションが楽しめますよ!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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