マナスル 121 勝手に説明企画

掘 耕作

2008年03月17日 00:51



マナスル121 オプティマス00L、プリムス210のコピーといわれています。
武井バーナーに比べて,いまいちマイナーなマナスルですね。
国産で,ケロシンブラスバーナーを作り続けているメーカーは2社なんですが・・・。

武井バーナーの記事は,昨年から何度も上げてきたんですが,ここに来て,マナスルも入手出来たので,初点灯の様子を紹介したいと思います。

まずは,箱から出して,中の部品をチェックします。
すでに,箱が曲がっていますが・・・・。しかも2カ所。

順を追って使ってみましょう。
(あえて,取説を見ないで触り倒してみました)




バーナー部分です。
オプティマスなどのケロシンバーナーと構造は全く同じなんでしょうね。
下から上がってきた液体は,二股の部分を登ってから,別の管にはいって戻り,ニップル部分から噴出する構造です。



部品は,これで全てです。
実に簡便な作りですね。
どこも壊れるような要素が,無さそうです。
接続部のパッキンは予備を揃えておく方が良さそうですね。



燃料タンクの,給油口に圧力を逃がすブロー機構が備えられています。
96には無い構造です。121と126にだけ備わってます。
121の燃料容量は,400mlですよ。



燃料を入れます。
このジョウゴは,オプティマス製でした。
メイドインスウェーデンって誇らしげに書いてあります。



バーナーヘッドをしっかりと接続します。
専用のレンチが付属してますよ。



予熱カップにアルコールを注いで,予熱を掛けます。
燃料が灯油なので,いきなり着火出来ないんですよね。



ちょっと風があったので風防もセットしてます。
この段階では,加圧していませんが,予熱で燃料タンクが暖まってくると燃料が少し漏れて来るので炎が赤っぽくなってますね。
アルコールだけでは,ほとんど炎は見えませんので,灯油を少し混ぜておいた方が間違いが無くて良いかもしれません。



ここで,加圧します。
加圧するとそのまま燃料が噴出されます。
まだ,プレヒート続行です。
あまり加圧しすぎると,生燃料がプレヒートカップに貯まっちゃうので,この段階では,燃料が出過ぎないようにした方が良いんだと思います。



炎がちょっと強くなってきましたね。



ここで,加圧を強くしたら,一気に轟音系に変身。
しびれる~

全然炎が見えませんが,青く燃えているところです。
これで,点火完了ですね。
灯油の燃焼臭は,ジェット機のそれに近いものがありますよね。
音も,遠くで飛行するジェット機を連想させます。
ホホホ



バーナーヘッドの中央にあるニップルから燃料が出るようになってますね。



消火は,燃料タンクの燃料を注ぐ部分に付いてる小さいねじを開けることによって,燃料タンク無いの加圧を除荷してやることでOK。
プレヒート中に燃料が出過ぎた時も,このねじで除荷すれば,簡単に炎が止まります。




MANASLU(マナスル) マナスル121

ケロシンストーブです。
良くも悪くも,ケロシンです。
音は最高,手間も最高
燃焼2時間 たっぷり楽しめます
独り寝の寂しい夜のお供に
50円(ケロシン400ml)で2時間楽しめます


MANASLU(マナスル) マナスル96

こちらは,燃料タンク200ml
異常加圧に対する安全弁がないタイプです。






MANASLU(マナスル) マナスル126

こちら,燃料タンク800ml
燃焼時間5時間です。
オートキャンプで使うには,これが使いやすいかも知れませんね。





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