風防付きアルコールバーナーの沸騰検証

掘 耕作

2009年02月09日 12:15

勝手に検証企画として,300mlの水を沸騰させるのに要する時間を比較した記事を続けます。
今回は,縁があって我が家にやってきた風防付きのアルコールバーナーの検証をしてみたいと思います。

この記事を書くにあたり,チーズさんのアルコール燃焼実験を参考にさせて頂きました。
この場を借りてお礼を申し上げます!




ちゃんとした説明をしていませんでしたが,大したものでもないので,まあ,良いですよね。
簡単にいうとストームクッカーのにせ物といったところです。
メーカー関係者が見てると怒るかなあ・・・。

気温21度(in) 水温19度(out)です。
アルコールは,50ml入れました。アルコールバーナーは,点火後徐々に火力が上がっていくので,いつ開始するのかが難しいのですが,縁の穴から炎が上がり始めたところでスタートとするようにしました。

では,早速始めましょうか?





こいつ,炎が全く見えないのでものすごく地味な検証です。






5分ほどで,小さな気泡が上がってきました。





5分30秒を超えたところで,ボコボコと沸騰してきましたよ。
まずまずでしょうか?

でも,こんな完全な風防が付いているのに,いまいち遅いような気がしませんか?
しょせんは,にせ物か?





沸騰完了後の炎の状態です。
赤火が一杯混ざっていて,温度が低いのかなあ。


※検証結果解釈の注意事項※
アルコールバーナーは,バーナー内部のアルコールが気化することによって火力を維持します。
アルコールが高温になるほど,気化しやすくなるため火力も強くなります。
つまり,アルコールバーナーは,気温やバーナー内部温度に影響されやすい火器だと言うことです。
検証方法により,沸騰までの時間は大きく変わる可能性がありますので,そのあたりのことは十分ご理解下さい。






あなたにおススメの記事
関連記事