メスティンで炊飯

掘 耕作

2008年09月27日 05:32



メスティンとエスビットで炊飯しました!



メスティンは,トランギア(メード・イン・スウェーデン)の飯ごうのようなものです。
長方形なので,飯ごうというイメージとはほど遠いかも知れませんが,しっかりと炊飯できる性能を有しているようです。




そして,エスビット。
本来は,山屋さんが使う火器なんでしょうが,オートキャンプに応用しても十分楽しめそうな製品です。
中に入っている,オレンジの箱には固形燃料が詰まっています。
固形燃料は,20個入り(スタンダードの場合)です。




こんな感じで,メスティンの中にエスビットが納められるので,ご飯なども入れちゃえば,かなりこじんまりとした用意で食事を済ませることが出来そうです。
では,炊飯してみましたので,どんな感じかご覧下さい?
メスティンは,2合の炊飯が出来るか,出来ないか 難しいようです。
僕の感想としては,相当上手く炊かないと2合を上手く炊きあげるのは難しいかなあ~って感じです。
上手く炊けても,容積一杯になるようなので,食べにくい面もありそうです。

ということで,初めての炊飯は1合で挑戦してみました。




まずは,1合のお米を入れてみました。
これが2倍強に膨れるわけです。




入れ物が小さいので,お米を研ぐのが難しいですねえ。
で,水深2.4cm(定規の尺の下に1cm分の余裕があるため表示は1.4cmになってます)に設定してみました。
フタを受ける窪みが,4.5cmにあるので,その半分程度をイメージしています。
何でかといわれても困るので,ここは突っ込まないように。




吸水開始から30分です。
そろそろ,炊飯に掛かりましょう。




固形燃料に着火します。
そんなに簡単に着火するものでもないようです。
ライターで5秒ほどあぶって着火しました。




着火早々の炎は,結構リッパですよね。
新品のメスティンにススが付いていきます。


」」

炊飯開始から4分で1個目の固形燃料が無くなりかけてきたので,2個目を追加投入しました。
この時点では,まだ沸騰していません。




最初の着火(炊飯開始)から6分ほどで,沸騰してきました。
わかりにくいですが,おねばが吹き出しています。
沸騰している,ボコボコという音が絶えず続いています。



炊飯開始から9分後,音が小さくなったものの,炎も小さくなってしまったため,ここで1/2個分の固形燃料を追加しました。
内部の音は乾いた音へと変化し,密閉の悪い部分から,シューシューと音がしています。




最初の画像です。
炊飯終了間際。音もほとんどしなくなり,固形燃料もほとんど無くなりました。
ススが結構こびりついてます。
燃料が無くなるのを待ってから10分ほど蒸らしました。
林間学校だったら,メスティンをひっくり返して,木の棒で底をひっぱたくんでしょうが,・・・・・。




さあ,炊きあがりです。
真ん中が凹んでいるのは,直火炊きならではですね。
カマドで,羽釜炊きすると,中央が凹むんですよ。
僕の遠い記憶(そんなに遠くない記憶)をたぐると,思い出されます。




焦げ付きもなく,上手く炊けた感じですが,食味はちょっと硬かった!
水分をもう少し多くするのと,蒸らしの時間をもう少し多めにした方が良さそうです。





底に付いたススは,こんな感じです。
これは,洗えばほとんど落ちますが,焼けた感じは残りました。


さて,このメスティンは,加工精度が悪いって噂でしたが,僕のところに来たものは,手を切るほどのバリはありませんでした。
でも,そのまま使うのは,ためらわれるような,ざらつきはありましたよ。




ちょっと,わかりにくいかなあ。
バリを取った後のような,切削痕が残ってました。
こんなものは,軽くサンドペーパーを掛ければ,取れちゃいますから,怪我をする前に綺麗にしておきましょう。
一手間で,使い勝手が上がります。


この記事は,下記の人々のブログを参考にして作成させて頂きました。
ここに,謝意を表すると共に,先達の苦労に感謝致します。


ツケさん
marurinさん
misaさん




トランギア メスティン

収納サイズ:17.5x9.5x7cm 
重量:165g
1合なら,無難に炊飯可能!




Esbit(エスビット) ポケットストーブ/スタンダード

固形燃料は,スタンダードの方が,細かくて微調整がしやすいかも
今回2.5個使用したから,20個入りなので8回炊飯できる計算ですね。





Esbit(エスビット) 固形燃料/スタンダード

20個入りで525円だから,1合炊飯に2.5個使うとして,約65円になりますね。
まあ,100円程度ということでしょうか。



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