これまでコールマンのテーブルウェアセットを使っていましたが,スタッキングしても結構体積があるのと,我が家の食事スタイルだとご飯を入れるのに適当な入れ物がセットされていなかったので,別の製品を検討していました。
製品選択の項目は,下記の通りです。
●スタッキング時に出来るだけ小さくなること
●割れにくい(割れない)素材で出来ていること
●雑に使っても気にならない程度の値段で購入出来ること
ということで,選択肢に挙がってきたのは,
スノーピークのテーブルウェアセットと
ユニフレームのサーモカップ&サーモボウル&サーモプレート(各単品)です。
(焚き火テーブルってたくさん載せられますね~)
で,何を比較したかというと,・・・
スノピのテーブルウェアセットと,ユニフレームのサーモシリーズの持ち手が,どの程度の熱さに耐えるかということです。
まずは,湯を沸かします。
1リットル程度の湯を沸かして,それぞれのカップに入れて,持ち手が熱くなる加減を自分の手で判断しようという訳です。
あまり関係ありませんが,外気温は18度程度です。
このカップを計量に使用しました。
事前に温めておいて,計測時の誤差に影響しないように心がけました。
お湯を入れて一分経ちましたが,両方とも持つことが出来ます。
あれって感じですが,底は熱くて触っていられない温度です。
1分30秒 2分経っても平気で持てちゃいました。
では,持っているところはどこかというと
サーモカップは,持ち手の部分しか持てません。
テーブルウェアセットのカップは,お湯ギリギリを持てます。
なんだか,イメージしていたよりもスノピの製品は熱に強い(熱い物に強い:持ちやすい)のではないかと推定出来ます。
結果は,機能面では同点か・・・。
と思ったんですが,ここで終わらないんですよ。
お湯を捨てた後,カップの冷めていくのを手でもって感じていたんですが,スノピのカップはすぐに冷めてしまいました。
ユニのサーモカップは,冷めていくのが遅かったんです。
スノピのカップは,素材の厚さを薄くすることで熱の伝わり方を抑えているのだと推測します。
ユニのサーモカップは,素材の厚みを薄くするのではなくて,パンチングによる冷却により解決したんですね。
熱の冷めにくさでは,ユニに軍配がありますね。
って,これでは納得出来ないですよね。
ということで,さらに水温の変化を比較してみました。
条件は,沸騰したお湯を,それぞれのカップに入れて,30秒ごとの温度変化を棒温度計で計測する。
水量は,200cc・250cc・300ccの3種類として水温計の位置と直径の差による誤差をなくす。
水温計は,糸で宙づりとし,計測ごとに高さを変えない。
沸騰の定義は,湯沸かしポットで適当に大きな気泡が出る状態とする。
測定は,各条件で1回の測定とする。
コルク製のコースターを底面に敷いて,下への熱の伝達を少なくする。
(複数回計測による底面の暖房効果をなくす)
計測は,ユニとスノピを交互に行い,条件の変化を少なくする。
計測風景は,こんな感じです。
各10分の計測で,60分,準備や再沸騰などで1時間半ぐらい掛かりました。
その結果を,エクセルで図にしたのが,下の図です。
ということで,よーく見てもらうと,青い線(ユニのもの)の方が温度低下が少ないんですが分かってもらえますか。
3回計測による値ですので,そこそこの信憑性があると思いませんか。
凡例のSPはスノーピーク,UNIはユニフレームのカップを指します。 200・250・300は入れた水量(cc)です。
わずかな差しかありませんので,これが選択の指標になるかどうか分かりませんね。
スノーピーク(snow peak) テーブルウェアセットファミリー各4枚ずつがセットされています。
ネットが1枚セットされています。
ということは,デュオの方がお得?
スノーピーク(snow peak) テーブルウェアセット デュオ各2枚ずつのセットになります。
ネットが1個ついてます。
スノーピーク(snow peak) テーブルウェアセットLこれは,各1枚ずつですよ。
スノーピーク(snow peak) テーブルウェアセットMテーブルウェアセットLから,カップを差し引いたものです。
ユニフレーム(UNIFLAME) サーモボールサーモボールとカップ,プレートの3種類があるんですよ。記事アップ時は,ボールしか載ってなかったので。
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