早春の東尋坊

掘 耕作

2016年03月22日 03:24

岐阜では3月20日に桜の開花宣言がなされたこの春。
お彼岸の3連休の一部を使って、福井県に遊びに行ってきました。
行程は1泊2日で、1日目に東尋坊を観光し、芦原温泉で1泊。2日目は、ゆっくり夕方までに帰宅するというもの。
1日目10時30分出発。
一般道(国道365~国道8号など)を経由して14時過ぎに東尋坊に到着。
駐車場はたくさんあり、駐車場所に困ることはありませんでした。
ただし、市営や私営が混在し、500円/台や無料の場所が混在しているのでご注意ください。
車で進んでいって、最初の駐車場や"市"営駐車場は有料でしたが、奥の方にある土産物屋が経営しているところは、無料のところがありましたよ。
(無料のところも日により有料となりそうなのでご注意を!)
どの駐車場を利用しても、東尋坊の岩場までは徒歩で2~3分で到着できます。
岩場までは足場が悪いわけではないので、とてもアプローチしやすい観光地といえるのではないでしょうか!?




ちょっと寂れた感じがするのは、早春ならではの寒い景色のせいかな?
駐車場から、土産物屋を超えて見えてきたのが、この写真撮影スポット!
完全に、一般客と化してしまいました。
今回持って行ったデジカメは、オリンパスの防水デジカメだけでした。
他の旅行客に、撮影をお願いするのも簡単。
だけど、頼むのが下手くそだと実感・・・・・。




東尋坊周辺の観光案内マップ。
歩いて回れる範囲で、結構広範囲に整備されているようです。
僕らは、東尋坊の岩場しか行かなかったけどね。





東尋坊ができるまでを一般的に理解できるように書かれた看板。
だけど、ちょっと難しいかなあ?

専門用語がいっぱい書かれているので、地質学者の書かれた文章を素人が書きなおしたような印象を受けろ。
要は、地質時代的には比較的新しい時代にできた溶岩の噴出物(安山岩)が冷えていく過程で規則的に割れ目が入り、それが海岸線に現れたためにできたものが、東尋坊というわけなんだけど、・・・・・。
僕が書いたのも分かりにくいかな?



結構広範囲に、柱状節理が発達した部分が確認できるため、一般的なカメラで全体像を撮影するのは困難だなあ。
広角レンズというか、魚眼レンズが必要だぞ!







海の側から撮影しないと全体像は説明できないかと・・・・・。
簡単に言うと峰状のスジが3本ほど走り、その谷部に海水が入り込んでいるというか・・・。





柵も手すりもないので、崖のギリギリまで行けます。
これで、垂直に20mぐらいの落差を感じました。





上↑写真と同じ場所。
高いところが怖いので、ちょっとビビってる僕。





ちょっと散策していたら、石垣に、レキ岩発見。
溶岩に巻き込まれた大きめの石が一緒になって固まったもので、いわゆる「さざれ石」とはちょっと異なるが・・・。
これも、結構珍しいものなんだと、妻に説明するが、反応なし。



東尋坊は、初めての体験でしたが、ゆっくりしていても1時間ぐらいあれば堪能できる場所かな?
ちなみに、こちらの土産物屋のお客確保の方法として、下記のような看板が目につきました。



お店の中を通らせようという手段のようなんだけど、駐車場から岩場までは、どういう経路を通っても、そんなに時間は変わらないヨ。








東尋坊から、宿のある芦原温泉に向かう途中。
越前鉄道の「三国港駅」で面白いものを発見。
蟹の坊という越前ガニをメインとする料理屋でした。
(越前ガニ=ズワイガニで、地方により呼び名が異なるもの)
普通とは異なる蟹の看板に、夕食への期待が高まりましたわ。






さて、15時過ぎに東尋坊を後にして、今日のお宿へ向かいます。
芦原温泉の「清流荘」を利用させていただきました。
部屋食、個室風呂、大きめの露天風呂などを条件に選択したお宿でした。

清風荘の公式サイトはこちら!
(こちら!をクリックで別窓表示)

真新しい建物ではなかったけれど、旅館ならではの温かさを楽しめましたよ。






個室風呂は、畳敷きで大人4人ぐらいまでなら余裕で使える広さでした。
45分間でゆったり利用できるのがいいね。
ちなみに、人気があるようなので要予約だと思うよ。





部屋食での夕飯。
これ以外に、天ぷら・茶碗蒸し・汁などが付いて、当然のようにおなかいっぱい。
ちなみに、蟹は2人で1杯のコースです。
すでに漁期は終わったため冷凍ものだと思われますが、身がしっかり詰まった越前ガニを堪能できました。
(正直、男女2人なら1杯で十分堪能できると思うよ)





床の間には、ちゃんと生け花が飾ってありました。
こういうの、旅の気分が盛り上がるよねえ。
で、夕飯でおなかいっぱいになり、今度は大浴場へ(写真は無いよ)
ちなみに、こちらの宿では、とあるところから男湯の露天風呂が覗けます。
混み具合を確認できるといった方がいいかなあ?




朝食も部屋食でした。
これでもかという種類の多さ。
観光旅館ならではのボリュームに今さらながら驚き。
しかし、妻とともに完食しました。
(仲居さんに驚かれてしまった)


朝にもお風呂に入りゆっくりと宿を後にしました。
特に急がない旅行はのんびり出来ていいねえ。


その後、福井市内の「安田蒲鉾」で蒲鉾作りの体験をしました。
安田蒲鉾の公式サイトはこちら!
(こちら!をクリックで別窓表示)



で、蒲の穂が転じて蒲鉾になったとかいううんちくを聞きながら蒲鉾や竹輪の製作を楽しみます。
小さい子が多いかと思ったらそうでもなくて、違和感なかったかな?





焼き上がった竹輪を冷ますの図。
焼き上げる段階でいい香りが室内に広がります。





蒲鉾などの材料となる魚のすり身を水鉄砲のようにして射出して湯がいたものを頂きました。
(射出するのも体験します)
湯がいたばかりを頂けるので、温かいし、味が濃い!
魚の味自体がダシのようになり、驚きの美味しさでした。

自分が作った蒲鉾や竹輪は持ち帰ることができるし、製品を試食しながら安く買うこともできます。
工場見学などもあるようです。
あまり大きくないお店(工場と併設されている)で、こじんまりと体験できるのが良かったよ。
人数制限があるので、予約が必要ですよ。


ということで、帰り道の途中、敦賀市内の土産物やなどを巡り海鮮丼などを楽しみながら16時前に帰宅しました。



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