カーバイトのカンテラ
富山のキムさんが以前何度か紹介されていた、カーバイトを燃料とするカンテラがありました。
詳しい名前は分りませんが同じようなものを入手しました。
入手に当たっては、もんどさんに売っている場所を教えてもらいました。
うれしいつながりですね!
購入後、2ヶ月近くたっての紹介になります。
アセチレンの匂いで、子供のころ鮎取りに連れていかれた思い出がよみがえります。
今回は、点灯確認しただけなので、構造などは改めて記事にしたいと思います。
少し写真を写しましたので、良かったらおつきあいください。
反射板も、本体も全て真鍮製です。
取っ手も古臭く、汚れがこびりついてますよね。
でも、年代を感じさせていい感じでしょ!
とりあえず、ガスの噴出口が詰まっていたので灯油ランタンのメンテナンスツールで穴をあけました。
これが、開いていないと使えませんからねえ。
中央で分離できる構造になってます。
上が水のタンク、下がカーバイトと水の反応タンクになってます。
使用感ありありです。
上のタンクには水を入れるための給水部と、水を下部タンクに滴らせるバルブがあります。
結構、細かい作りですよね。
で、水とカーバイトをセットして試運転してみました。
水の滴らせ方に炎の大きさがしっかりと反応します。
まだまだ、使えることがわかりましたよ。
ということで、いつものように「ピカール」で磨きながら内部の汚れなどを取り除きました。
結構細かいところが多いので手間取りましたが、2時間ほどこすってみました。
まあ、このぐらい光れば十分ですね。
この状態から、くすんでくると風情がいいように思います。
カーバイトってこんな感じのものです。
これで、1kg 900円ぐらいでした。
それを、下側のケースに収めます。
結構大きな塊なので、ハンマーで割ったりする必要があります。
掃除する際に、外してしまいましたが、上側のケースにはパッキンが埋まってました。
凹凸を併せてセットしてリングで締めれば、下段の準備は完了です。
で、上側のケースについている給水用ノブからタンクに水を入れて満タンにします。
上タンク頂部のノブを回すと、上部タンクに溜まった水が下部タンクのカーバイトに注いで、アセチレンガスが発生する仕組みです。
上部タンクの底面には、ニードルタイプの給水装置が付いてます。
燃料の噴射部と同じような構造ですよね。
では、細工の細かさを画像でお見せしましょう。
細工の細かさには目を見張るものがありますね。
興味のある人は、近所の古道具屋を覗いてみてください。
ひっそりとあなたを待ってるかもしれませんよ?
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