実家の廃物置き場に、放置してあったコールマンのランタンをもらってきました。
コールマンだったら、ひょっとしたらメンテナンスしなくても、一発点灯できるかも知れないと思って、かっさらってきましたよ。
なぜ、実家に有ったのかは、不明です。
Coleman(コールマン) ワンマントルランタンランタンは、明るければいいってものじゃあないんですね。
このランタンは、ワンマントルで燃費もいいし、テーブルに置いても使える明るさがいいですね。
メインランタンとしても使えますよ。
燃料は、多少高いかもしれませんが、マントルも割れにくいし、メンテナンス性もいい。
初心者に限らず、お勧めの一品ですね。
プレートを見ると、最新型の286とは表示が異なるような気がします。
過去に見た記憶だけで、話してますので、確証は有りませんけど・・・・・。
ちなみに、タンク底の製造年は、87.12です。
23年モノということですね。
メンテナンス性の良さは、さすがのコールマン。
ただ、専用工具がないので手持ちのスパナなどを利用します。
専用工具よりこちらの方が、使いやすいですね。
まずは、このネジを回してフレームを止めているストッパーを外します。
燃料調節のハンドルも、簡単に外せます。
ジェネレーターっていうんでしょうか?
タンクからの立ち上がり部分に接着剤で止められています。
ということは、これ以上の分解はされたことがないということですね。
ポンピングで圧縮もかかるし、空気の流れもあるようなので、これ以上の分解は止めました。
タンク内に、わずかに燃料が残っているようでしたので、取り出してみました。
これ、青っぽい緑色です。
変な臭いはしなかったけど、これは使わない方が良さそう。
この後、タンク内をWGで軽く洗浄。
ジェネレーター?が、鉛直に立っていません。
よーく見るとタンクの頭部が一方向に向かって、わずかにへこんでいます。
何かの原因で無理な力がかかったんでしょうね。
タンクのへこみを直すのは難しそうなので、ジェネレーターのネジ部分を持って、「ぐいっ」と手で曲げてやりました。・・・・
割と軽く曲がったので、ジェネレーターが鉛直になるような角度に調節して、修理完了。
この方法は、下手すると、圧漏れの原因になりかねないので、皆さんにお勧めする方法ではありません。
タンクの、ピストン部分のパッキンがかなりすり減っています。
とりあえず、部品がないので、リュブリカントオイルを注入してごまかします。
ピストン部分の開け方が分からなかったけど・・・・・。
この半リング状のものを外せばいいんですよね?
あとは、いろんな部品のサビ落としを兼ねて磨き上げて組み付けていきます。
組み上げてみました。
左は、schottのホヤを付けた288です。こいつのメンテナンス記事は、
こちら!
で、フードの形状がちょっと違いますよね。
時代が違うからなのか?
製品仕様がよく分かりません。
最後は、#21マントルを付けて点灯させました。
何だか、とってもあっけない点灯ですわ。
さあ、こいつはどうやって使おうかなあ?
ここで思いつくのは、214(ケロシン化)計画でしょうか?
このランタンは、ケロシンランタンが点灯しなかった時のために保険として、積載しておくのも手かな。
Coleman(コールマン) マントル(21A型)コールマンのマントルって、振動でも割れにくいんですよね。
Coleman(コールマン) ランタンケース Mこのケースは、安いね。
ケースがないから、何か考えないと!
Coleman(コールマン) コールマン ネオプレーンポンプカップこんな安い部品でも、ランタンにとっては致命的なんですよね。
ポンプの圧縮がかからないようになる前に、用意しておきたいですね。
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